🔑 PRODUCT 01 / アセスメント
「秘伝のタレ」を、地図にする。
Active Directory 健全性診断
20年つぎ足してきたAD。退職者のアカウント、いつ消えたか分からないドメインコントローラーの残骸、誰も触れないサイト構成——まず、全体像を出しましょう。手を入れるかどうかは、それを見てから決めればいい。
What we check
何を見るのか
実際に使っている検査スクリプトで、次の観点を洗い出します。それぞれに重要度(High/Medium/Low)と、利用者への影響、推奨アクションを付けて一覧化します。
特権と認証
- krbtgt のパスワード経過日数 — Golden Ticket 攻撃の成立余地
- ビルトイン Administrator のパスワード経過日数
- 特権グループのメンバー数 — Domain / Enterprise / Schema Admins
- 制約なし委任 — 侵害時に他人のチケットを奪われる設定
- SPN 付きユーザー(Kerberoasting の標的)
- Kerberos 事前認証が無効なアカウント(AS-REP Roasting)
アカウントの衛生状態
- パスワード不要の設定になっているアカウント
- 可逆暗号化でパスワードが保存されているアカウント
- パスワード無期限のアカウント(特権かどうかも判定)
- 長期間使われていないユーザー・コンピューター
基盤の設定
- サポート終了 OS の残存
- AD ごみ箱の有効化状況
- パスワードポリシー(長さ・ロックアウト・複雑さ)
- Windows LAPS の導入状況
- ドメイン/フォレストの機能レベル
検出のあとが、本題です
サイト・サブネットの矛盾など、環境の「残骸」も併せて洗い出します。ただし、これらは「消していいもの」と「消すと壊れるもの」の判別が難しい領域です。検出はツールでできても、判断には経験が要ります。他社の無償ツール(PingCastle 等)の出力をお持ち込みいただき、その読み解きだけをご依頼いただくこともできます。
Sample
実際の成果物を、先にご覧ください。
口頭で説明するより、出てくるものを見ていただくのが早いと思います。架空の組織を診断した場合のレポートをそのまま公開しています。
📄 サンプルレポート(HTML)
検出結果をフェーズ1〜3に振り分け、それぞれに「利用者への影響」「推奨する対処」「参考情報」を添えた形式です。該当オブジェクトの一覧も折りたたみで確認できます。
- ブラウザで開くだけ(外部の読み込みなし・そのまま社内共有できます)
- 印刷・PDF 化してそのまま報告資料にできます
- 明細は CSV でもお渡しするので、作業リストとして使えます
レポートに載るもの
- 健全性スコア(改善前後の比較に使う目安。環境間の優劣を示すものではありません)
- 重要度別の件数(High / Medium / Low)
- フェーズ別の対処一覧 — 着手しやすい順に並びます
- 検出ごとの利用者への影響と推奨アクション
- Microsoft 公式ドキュメントへの参考リンク
- カテゴリ別の内訳と、読み方の注意
Safety
御社の環境に、私が入る必要はありません。
アセスメントで最も時間を食うのは、技術ではなく手続きです。そこを飛ばせる形にしています。
🔒 安全に進めるための約束
- 読み取り専用です。使うのは情報を取得するコマンドのみ。設定を変更する処理は一切含みません
- スクリプトをお渡しし、御社の管理者が実行して、出てきたレポートをお預かりする形で診断できます
- そのため、アカウント発行やセキュリティ審査を待たずに着手できます
- スクリプトの中身は、実行前にすべてご確認いただけます
- ご希望に応じて、ユーザー名などを伏せた形でのご提出にも対応します
進め方
1お渡し検査スクリプトと実行手順をお送りします
2実行御社の環境で実行(読み取りのみ・数分〜数十分)
3分析出力を読み解き、優先順位を付けます
4報告結果と「まず何から」をお伝えします
Price
料金(仮)
クイック診断
まず現状を把握したい
¥300,000 〜(税別)
- 検査スクリプトの提供と実行支援
- 検出結果の整理(重要度・推奨アクション付き)
- 所見レポート(社内共有できる形式)
- オンライン報告会 60分
- 目安期間: 2〜3週間
本格アセスメント
整理の計画まで作りたい
¥1,000,000 〜(税別・内容により個別見積り)
- クイック診断の内容すべて
- 管理者へのヒアリングと、設計意図の掘り起こし
- セキュリティ観点の評価(権限・認証・攻撃経路)
- 改善ロードマップ(何を・どの順で・どのリスクで)
- 経営層向けの説明資料
- 目安期間: 1〜2か月
💡 診断のあとは、お好きにどうぞ。自社で直すなら、その計画までお渡しして終わりで構いません。一緒に直したいなら改善案件として、継続的に見てほしいなら顧問契約として——診断結果を持ったまま、次を選べます。診断を受けたからといって、その先を発注する義務はありません。