新しいPCは、利用者へ直接。
Windows Autopilot+Microsoft Intuneによる、組織用PCセットアップ
PCを情シスへ集め、1台ずつ箱を開け、ひな型を展開し、アプリを入れ、また梱包して発送する。その流れを前提にしなくてよくなります。
新しいPCはメーカーや販売店から利用者へ直接届けます。利用者が電源を入れ、ネットワークにつなぎ、いつもの会社アカウントでサインインするだけ。そのPCを組織の端末として登録し、仕事に必要なアプリとセキュリティ設定まで自動で整う仕組みを実現します。
それだけで、仕事を始められる。
特別なひな型も、情シスによる1台ずつの個別キッティングも不要です。
新しいPCが届く日。
利用者から見えるのは、ごく普通のセットアップだけです。組織用PCにするための仕事は、その裏側で進みます。
サインインしている間に、組織のPCへ変わる。
利用者の操作を増やさず、Windows AutopilotとMicrosoft Intuneが端末を所定の状態へそろえます。
🏢 組織の管理下へ入る
PCはMicrosoft Entra IDへ参加し、Microsoft Intuneの管理対象になります。誰の端末で、どの構成を適用するかをクラウド側で判断します。
📦 仕事に必要なアプリが入る
Microsoft 365 Apps、Teams、ブラウザー、VPN、業務アプリなどを、端末や利用者の役割に合わせて配布します。
🔒 セキュリティ設定がそろう
BitLocker、Windows Hello for Business、Microsoft Defender、ファイアウォール、端末制限など、組織で決めた基準を自動適用します。
🔄 更新と準拠状態を管理する
Windows Updateの適用方針と、組織の基準を満たしているかの確認も継続します。初回セットアップだけで終わらない端末管理に変わります。
✨ 使い始める前に、必要な準備を待たせることもできます
- 重要なアプリや設定が入るまで、セットアップ画面に進捗を表示できます
- 必要な準備が終わる前にデスクトップへ進ませない構成も選べます
- 部署・職種・拠点ごとに、配るアプリや設定を変えられます
PC導入の仕事が、こう変わります。
これまでの流れ
- 購入したPCを、まず本社やキッティング拠点へ集める
- 機種ごとのひな型を作り、1台ずつ展開する
- アプリのインストールと設定を人が確認する
- 利用者の拠点や自宅へ、もう一度発送する
- 設定漏れや手順の違いを、あとから個別に直す
この仕組みを入れたあとの流れ
- 対象PCをWindows Autopilotへ登録して購入する
- メーカーや販売店から利用者へ直接届ける
- 利用者は会社アカウントでサインインする
- アプリと設定はクラウドから自動でそろう
- 交換・再利用するPCも、同じ考え方で整えられる
御社で本当に回るところまで、組み立てます。
設定を作るだけではなく、PCを買うところから利用者が使い始めるまでの流れを一緒に設計します。
「クラウドだけに寄せれば終わり」とは限りません。
社内LANでしか届かないシステム、端末証明書、VPN、古い業務アプリ、Active Directoryへの参加が必要な構成がある場合は、そこを含めて設計します。新しいPCはMicrosoft Entra参加を基本に検討しつつ、既存環境との関係を無視して押し切りません。
特に効果が出やすい組織。
拠点や在宅勤務者が多い
PCを本社へ集めてから再発送する時間と送料を減らし、入社・交換時の待ち時間を短くできます。
キッティングが属人化している
担当者の手順と勘でそろえるのではなく、アプリと設定をIntune側の構成として管理できます。
端末ごとのばらつきが怖い
セキュリティ設定や更新方針を継続的に適用し、初回セットアップ後の状態も確認できます。
料金について
端末台数だけでは決まらないため、設計・構築は個別にお見積りします。既存のMicrosoft 365/Intuneライセンス、配布するアプリの種類、オンプレミス依存、端末購入先、拠点とネットワークの条件で必要な作業が変わるためです。
最初に、今お持ちのライセンスと現在のキッティング手順を確認します。Microsoft Intune等の利用ライセンスやPC本体の費用は、御社からMicrosoftまたは販売店へ直接お支払いいただきます。
実現方法の根拠
ここに書いた利用シーンは、Windows AutopilotとMicrosoft Intuneの標準機能を組み合わせて実現します。
- Windows Autopilot user-driven mode — IT部門が端末へ触れず、利用者への直送と会社アカウントによるセットアップを行う公式シナリオ
- Microsoft Entra joinのユーザー主導展開 — Entra ID参加、Intune登録、アプリ、BitLocker、Windows Hello for Business、準拠確認までの流れ
- Enrollment Status Page — 必須アプリとプロファイルが整うまで進捗を表示し、端末利用を待たせる設定
- Windows Autopilotの概要 — 再イメージせず、工場出荷状態のWindowsを組織向けの状態へ変える考え方
見積りの前に確認すること。
PCのおおよその台数、現在の参加・管理方式、Microsoft 365/Intuneの契約状況、配布するアプリ、利用場所のネットワーク条件を確認します。分からない項目は、調べ方からご案内します。
御社には調達先・利用部門との調整、テスト端末と対象者の準備、展開可否の承認をお願いします。当社は設計・設定・受入試験と運用引き渡しの範囲を見積りに明記します。
終わったとき、
こうなっています。
構築するのは仕組みですが、買っていただくのは仕組みではありません。引き渡しが終わった時点で、次の状態になっています。
- 新しいPCが、情シスを経由せず利用者へ直接届く — 集めて、開けて、また梱包する流れが不要になります
- 利用者はサインインするだけ — 必要なアプリとセキュリティ設定が自動で揃います
- キッティングの工数が、台数に比例しなくなる — 増えても人を増やさずに済みます
- 次のPCも同じ流れで回る — 手順が文書化され、担当が代わっても続きます
何もしなかった場合に起きること
台数が増えるほど、情シスの時間が削られます。行き着く先は「人を増やす」か「利用者を待たせる」かの二択です。入社が重なる時期ほど、この問題は大きく出ます。
PCを開ける仕事から、PCを管理する仕事へ。
まずは少人数の評価グループで、購入から利用開始までを一本通します。相談と概算見積りは無料です。